MSR+1202

MSR+1202活動報告 

日程:2月19日()~2月22日()

☆2月20日(月)

  今回は特別参加者として三浦綾子記念館代表の森下辰衛さんが19日山形南部教会で御用されたことで、被災地を訪問したいとの願いで、岩沼センターにきて20日朝の第2回の礼拝を担当してくださいました。森下先生との話し合いで、三浦綾子さんの講演会をしたいとの申し出があり、岩沼市と交渉した結果、5月に仮設住宅の集会所で講演会を行うことができました。また3月18日にはイエダが賛美集会を行う準備も進め、いろいろな活動が始まろうとしています。

  午後は岡崎さんのお宅を訪問し、「朝どりプロジェクト」の打ち合わせをし、岩沼市と宮城県庁を川上さんと岡崎さんが訪れ、この計画が可能かどうかを調べに行きました。交渉の結果、どうにか可能性が見えてきました。

  

 ☆2月21日()

  この日は夕方の講演会まで時間があるので、午前中に被災地に初めて来られた、森下先生と参加者の山田寛人さん(10月に父上・山田義さんが参加)とを今までMSR+で活動した地域を案内しました。ボランティアを再開するまでの、山元町には改革派が教会を、亘理町荒浜には単立亘理荒浜教会が始まりました。

  EM百倍利器を稼働させましたが、午後、さらに1トン培養タンクを始動することになりました。百倍利器でできたEM10ℓに糖蜜10ℓ+塩300gを1トンタンクに投入します。糖蜜は熱湯で溶かしいれました。タンクの水温を38度に設定して、1週間でEMが1トン培養できます。

  夜、足利さんのEM講習会を行いました。ぼかしとEMをどのように使用するかをわかりやすく話した後、疑問に答えるとあっという間に予定の時間が過ぎてしまいました。今回センターでの2回目の講習会でしたが、早股地区から岡崎さんご夫妻がお友達と一緒に来てくださいました。

この講習で被災した状態の違いがより明確になりました。下野郷は津波の被害が軽微で、田畑の塩害が最大の課題で、今後の見通しがあります。しかし、早股地区は岡崎さんのように農機具・ハウス・自宅などで被害があり、再起が簡単ではなく、今年もトラクターがなければ何もできない状態にあります。

  そのために今までのような農業経営はできず、小規模にならざるを得ないと。そこで、今までのような農業ではなくて、EMによる有機農業を試しに行ってみようということになりました。すべてを失った時に新たな決断ができたので、今までの状態が継続していると新しいことに取り組むのが簡単ではないことを認識しました。

 

 ☆2月22日(水)

  午前、Ⅱ型ぼかしを作りました。そのために下野郷と早股から集まってきました。人数は多くはありませんでしたが、力を合わせて準備しました。ぼかしにはⅠ型とⅡ型があります。

  Ⅰ型は米ぬか+糖蜜+EMで発酵させたものです。窒素分がないので土壌改良に用います。またEMの働きを持続するためにいろいろな場面で用います。

  Ⅱ型は米ぬか、糖蜜、魚粉や食べかすなどをEMで発酵させたペレット、油粕、粉炭を混ぜ合わせて発酵させたものです。これは肥料効果があり、作物の育成のためにだけ用います。

  シートを庭に敷き、そこに米ぬか、油粕、粉炭、ペレットをまずませ合わせえ、それに熱湯で溶かした糖蜜をかけ、手で混ぜ合わせます。これをタンクに詰め込みます。空気がなくなるまで押し固めていれます。タンク4つ、400kgと三分の一程度入ったタンクができました。これを2週間程度発酵させます。気温が低いので余計に時間が必要ですが。